用 語 解 説
1.二畳台や厚畳は、寺院仏閣の世界で用いられる代表的な道具畳で、その様式は大きさ・厚み・紋縁の種類などが寺格によって定められている。
2.拝敷や拝座は寺院仏閣の道具畳として欠かせない調度品で、半畳から長畳サイズまで多種類にわたる。
3.有職技術は古来から伝承された格式定法に基づいて造作しなければならず、手縫い・手加工であるがうえに伝統的な造作技術や手間を必要とする。
注文により2台製作しました。床にはすべて杉の無垢材を使用し、座面にわら床をはめ込みました。造作にはなるべく本式に近い技法を使って仕上げておりますので、それなりの貫禄と風合いが出せたのではないかと思います。
お寺様からご注文で2枚製作しました。かぶせなので技術的にはそれほど難易度の高いものではないですが、紋をきれいに合わせるにはそれなりの技と経験を要します。
基本的には二畳台の造作技術を流用しておりますが、円形の頭板作りと紋合わせには苦労しました。柱板には竹を使用し曲面に対応しました。初挑戦で試行錯誤の連続でしたが、なんとか仕上がったのでとりあえず満足です。
本式の二畳台に初挑戦しました。かなり時間はかかりましたが、技術提供者の田居先生のご協力もあり納得いく作品ができたと思います。
紋縁とはおもに寺院仏閣などの畳に使用される高麗縁という種類で、柄や紋の大きさは多種類に及ぶ。それらは寺格によって用い方が異なる。実はこの紋を合わせる作業には、手間と高度な技術が要求されるため、職人の腕が試されます。
お寺に行った際には、ぜひ畳にも注目してみてくださいね!
価格はあくまで参考価格です。材料や寸法・造作方法は様々ございます。その都度お見積りさせていただきますのでご了承下さい。
全国発送賜ります。(送料別途)
2009年3月に開催された全国技能グランプリ兵庫大会のイベントに合わせ、神戸市畳組合青年部が丹精込めて作り上げた力作です。部員全員が初めての挑戦で苦労しましたが、納得のいく仕上がりになったと思います。
尚、この御神座と本式二畳台の作り方を詳しくまとめた図解書を販売しております。ご興味のある方はご連絡ください。